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◆――敷地内に並ぶ5棟の土蔵――◆

群馬県みどり市大間々町で江戸時代から店を構えてきた新宇商店には、
明治末期から昭和にかけて造られた土蔵群があります。
その修復と利活用、大量に残されていた陶磁器の販売を目的として、
2019年に蔵人新宇を立ち上げました。

新宇商店は当初、肥料や飼料を扱う店でしたが、やがて瀬戸物屋となり、
中島飛行機(現SUBARU)や古河鉱業(現 古河機械金属)が経営する足尾銅山などを
顧客としてきました。 先々代の宇四郎は貨車で大量の陶磁器を仕入れ、
米軍の将校などにも販売していたと伝え聞いています。

その後、宇四郎が瀬戸物屋から手を引く一方、
もう一つの商売(産業用火薬と土木資機材の販売)が順調だったこともあり、
蔵の中に積み上げられた陶磁器はそのままになっていました。
しかし、蔵の外壁が剥がれ落ち、穴も確認されるなど、傷みが目立つようになって、
修復するか取り壊すかの判断を迫られたことから、
この大量の陶磁器を販売し、蔵を活用していこうと決心するに至りました。


◆――古き良き時代の生活陶器・磁器――◆

蔵に残されていたのは大正から昭和にかけて作られた生活陶器・磁器で、
とにかく膨大な量があります。ガラス製品や日用雑貨などもたくさん出てきました。
そこで、敷地内の倉庫を改装して展示販売しているのですが、
ネット販売のご要望をいただくことが増えてきたため、このショップを始めた次第です。

とはいえ、ネットショップで扱える商品はほんのわずかです。
ご興味があれば、ぜひ現地に足をお運びいただければと思います。
宝探しをするつもりで遊びにきていただくと、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
展示販売や蔵出しについての情報はSNSでお知らせしておりますので、
よろしければチェックしてみてください。

なお、蔵人新宇で扱っているのは、いずれも蔵出しの未使用品です。
古い時代ならではの粗雑感や歪みなどが見られるものもありますが、
それがきれいに揃った工業製品とは違う味といえます。
また、藁(わら)で縛って保管されていたものには汚れやスレがあったりもしますが、
長い時間を経てきたものであることをご理解のうえ、お求めいただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

蔵人新宇 店主 新井規夫

Webサイト:
https://kurart-arau.jp/